予防と健康

Successful Aging を目指して健康を維持しましょう

 

マッカーサー財団による1000万ドル以上の研究費で、Successful Aging プロジェクトが創設されました。1000人の高齢者を8年間、心身の健康の要因を研究して、発表しました。

Successful Aging の意味は、ピンピンコロリの健康寿命のイメージがあります。

このプロジェクトには、生物学、神経科学、神経心理学、疫学、社会学、遺伝学、心理学、神経学、生理学、老年医学の研究者16人よる研究データを分析し、1987年、サイエンス誌に研究結果を発表しました。1995年、マッカーサー加齢研究にアライド•シグナル賞が贈られました。

 

Successful Aging は、3つの重要な性質を維持できる能力と定義しています。

 

1 病気のリスクも病気に関連する障害のリスクも低い(病気を防ぐ)

2 心身の機能が高い

3 積極的に社会と関わる

 

遺伝子による最終的な影響力は、環境によってほぼ決まります。老後に多い病気を予防するには、運動が良い。食餌療法や運動、禁煙などで、Successful Aging を期待できることを研究結果として発表しました。

運動は元気で長生きする最高の手段で、90歳代でも筋肉が増えることが分かっています。有酸素運動とウエート•トレーニングなど、筋力アップのトレーニングが、心身の機能を大きく高めることを確認しました。

また、血液中の葉酸とビタミンB12の濃度低下は、知的能力の低下に関係することも分かりました骨粗しょう症予防には、牛乳によるカルシウムとビタミンDの補給を勧めています。

 

ケイ素はカルシウムより骨を強くする

 

日経メディカルは2004年4月16日に、アメリカとイギリスの共同研究「フラミング子孫研究」のデータから、骨密度はカルシウムよりケイ素の摂取量に関係している、という食生活調査を報じました。

食生活と同時に、腰椎や大腿骨などの骨密度を測り、食事からのケイ素摂取量を骨密度の関連から調べました。

ケイ素摂取量を4つのグループに分けて比較。最もケイ素摂取量が多いグループ(1日40mg以上)は、最も摂取量が少ないグループ(1日40mg以下)未満より、骨密度が10%近く高いことが明らかになりました。

カルシウム摂取の同様の研究では、摂取量の多いグループと最も少ないグループの骨密度の差は、5%だった

この記事を新着情報に載せましたので、興味がある方はご覧ください。

 

日本硅素医科学・学会のホームページより

健康とは、細胞が活性化していることです。

病気とは、細胞が弱っていることです。

細胞のエネルギー工場は、ミトコンドリアです。

ミトコンドリアが元気かどうかは、体内のケイ素の量が多いか少ないかです。

 

ケイ素は皮膚、毛髪、骨、血管、細胞壁など、体内のさまざまな部位に含まれています。ケイ素不足になると、動脈硬化、皮膚がたるむ、骨や爪がもろくなり、髪の毛が抜けやすくなるなどが知られています。

 

「最良の健康」に欠かせない必須の栄養素

 

自然療法医学博士のスティーブ•ニュージェント博士は、著書「いのちの鎖 」(四海書房)の中で、野菜の栄養素が昔よりかなり減っているということを、昔のリサーチのデータと現在のデータを比較して解説しています。

 

この本 The Missing Nutrients の読者へのメッセージ:人類にとって最も新しく、しかも重要な発見である糖質栄養素のことを正しく理解して頂くことが目的です。その前提として、現在の食事とその栄養価値、栄養補助食品、農業、オーガニック食品など、重要な点について説明しています。

 

最良の健康を維持するために不可欠な栄養素を挙げています。 

1 健康な細胞を作るために必須のビタミンとミネラル

2 細胞間のコミュニケーションと免疫系のサポートに欠かせない糖質栄養素

3 解毒のための植物栄養素(植物がもつ栄養素)

4 分泌腺機能を維持するための植物ホルモン(植物が作るホルモン)

5 細胞調節、ホルモン機能、代謝のための必須脂肪酸

6 タンパク質を組み立てるための必須アミノ酸

7 活性酸素の攻撃から細胞を守る抗酸化剤

 

健康状態がよいということには多くの要因があり、これさえ摂っていれば安心というような栄養素はありません。

しかし、1つハッキリ言えることは、細胞間の正しいコミュニケーションなしに、よい健康状態は絶対に望めないこと。そのために、人の体には糖質栄養素が必須です

 

人体に必要不可欠の糖もあります。それが、糖質栄養素 Glyconutrient です。

  

ビタミンやミネラルは体のさまざまな機能において重要です。特に健康な細胞を組み立てる過程で重要です。ここでも糖質栄養素とそれに対応するタンパク質は、細胞間のコミュニケーションのために欠かせません。

細胞同士で会話ができなかったら、体は正しく機能しません。細胞は完全な糖タンパク質で覆われていなければならないのです。

 細胞の糖鎖形成半減期は10日くらいなので、健康を維持するために、毎日、糖質栄養素を摂ることを、この本の中で、ニュージェント博士は勧めています。また、糖質栄養補助食品をどう摂るか、を解説しています。

糖質栄養素を、症状を取り除くための医薬品と混同しないことです。生涯にわたって最良の健康をサポートするためのものと認識をもつこと。さらに、糖質栄養素を摂ることを新しいライフスタイルの一環として考えて欲しいのです、と博士。

 

糖鎖の劣化や異常、機能低下が、さまざまな病気の原因になることが明らかになりつつあります。

 

 

2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一さんが、「今後の研究は、糖鎖です」といわれました。そして、「血一滴で、病気の診断ができる医療機器を作りたい。2つ目のノーベル賞を狙っているといわれるのは嫌だ」といいました。現在、その機械を作り、病気診断をするために糖鎖の立体構造の解析をしているようで、2つ目のノーベル賞の可能性を感じるようになりました。

 

2003年2月, MIT(マサチューセッツ工科大学)が出版した「テクノロジー•レビュー」誌は、「世界を変える10の技術」の1つとして「グライコミクス」を選びました。グライコミクスとは、「糖質栄養素の研究」のことです。

MIT は、2004年に開催した「新技術の年次展示会」に、完全な糖質栄養素を開発したある会社を招待しました。新しい科学技術を開発した会社として招待したのです。

 

2008年1月23日、日本政府は、糖鎖技術の産業化推進を目指す 糖鎖産業技術フォーラム 設立しました。世界中の糖鎖の研究者の60%が日本人研究者,と安藤幸来医学博士。最先端の研究に期待しています。

 

再生医療と遺伝子医療の次の世代は、糖鎖による医療となります。安藤医学博士たちが提唱されている、糖鎖栄養療法の可能性 に注目しております。